一般的に室内の温度と湿度帯によって分類され、最もポピュラーが「フィンランド式サウナ」70~90℃の温度帯で、「ミストサウナ」(40~55℃)、「ハマム」(45~60℃、湿度60~80%)、「スチームサウナ」(45~50℃、湿度80~100%)などがあります。
「塩サウナ」「遠赤サウナ」「ロウリュ付きサウナ」「ケロサウナ」「薪サウナ」と呼ばれるものは、「フィンランド式サウナ」の類の一部です。
「フィンランド式サウナ」が主流です。その中から個性的なアレンジをチョイスすることになるでしょう。大規模施設が主流でしたが、最近は小規模な個室サウナなども出店されています。
また、最近はアウトドアタイプも注目を浴びています。プレハブ式やサウナトレーラー、テントサウナなど低コストが魅力ですが、許可内容は常設施設並み、天候に左右されやすい、設置場所の確保に問題があるなどを考慮する必要があり、意外とハードルが高いです。
出店条件(テナントorフリースタンドなど)、規模、地域、サウナ及び付帯要素の内容、工事条件(作業時間、工期、工事規制など)、グレード感によって、費用は大きく変わりますので、一概には回答できません。
一般的には大規模よりも小規模な個室サウナ等の方が坪単価は割高になります。
大方の規模感(部屋数・イメージ・場所)を決めていただいたうえでお問い合わせくだされば、概算費用をご提示させて頂きます。
受付スペース、リネン庫、トイレ、パウダールーム、脱衣室(ロッカールーム)、裸で利用できるトイレ、シャワー、水風呂、外気浴スペースや自販機・休憩スペース・バックヤード・機械室などです。
消防申請、保健所(営業許可)申請、場合によっては建築確認(用途変更含む)申請や男女同室利用の場合は風営法申請も関連します。
常設サウナと同等の許可申請が必要です。消防・保健所・役所(建築指導課)が窓口です。
思っているよりも大変です。テント設営の都度「公衆浴場法」に基づく法律が適用されます。テントサウナによる営業をしたい場合には、設置場所を所管する保健所までお問い合わせください。
電気は電灯と動力電源、給水は相応の太い管径、排水はトイレ汚水管と雑排水管がマスト。ガスを利用することもあります。6㎡程度のサウナ室でロウリュ付き電気ストーブでも3相200V電源が10Kw程度の容量となります。
設計期間は1~2か月、工事期間は1~4か月と物件の規模と条件によって異なります。開業準備期間も考慮すると、少なくても6か月前には設計を開始したいと考えます。
店舗専門の不動産仲介会社、不動産情報サイト、ご自分で出店したい地域を歩いて探す、知人に相談する、の順番ですね。
弊社から物件探しのお手伝いをする事も可能です。
必要な設備内容によりますが30坪以上、出来れば50坪~80坪がお薦めです。水風呂や外気浴スペースは優先度が高いツールですので。
始める順番は特にありませんが、先ずは経営資源をしっかりと整理・把握しましょう。資金・人材・規模・場所・期間(スケジュール)などです。
限られた資源を把握してこそ、事業の収支計画が現実的なものになるでしょう。事業計画書は、融資獲得はもちろん、不動産取得のために提出する事も少なくありません。
「銭湯」には、各地方自治体からの助成制度がありますが、「サウナ」専用の補助金は現時点ではなく、「事業再構築補助金」などを利用できる場合があります。※2022年1月現在
施設の規模、ロケーション、営業時間によって考え方は大きく変わります。平均滞在時間も付帯設備によって1~3時間と変動します。また、直近では新型コロナの影響も考慮しておくべきでしょう。
アバチ、スプルス、米ヒバ、パインなどが一般的です。
高級材にヒノキなどがあります。耐久性に強く独特の香りと艶やかな表面が特徴です。