おしゃれな飲食店の内装事例5選｜集客力UPのコツとは
SNSが流行りを生み出す昨今。味や接客だけでなく、目を引くおしゃれな内装かどうかによって集客力は大きく変わってきます。どの飲食店も差別化を狙い、独自の世界観をつくっているからこそ、施工業者選びには失敗したくないですよね。
そこで今回は、開店前に参考にしていただきたいおしゃれな飲食店の内装事例をまとめました。これからの開業計画に、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・おしゃれな内装に仕上げるためには、自社が展開しようとしているサービス業態に合わせたデザインを、しっかりと形にできる施工業者に依頼することが飲食店成功への近道です。
・設計会社様が描いたデザインを、いかにそのまま形にできるかが重要です。オーナー様やテナント様のニーズに合わせた工事を進めていく施工会社に依頼して、飲食店の開業計画を進めていきましょう。
おしゃれな内装が集客を左右する理由
SNSの検索によって足を運ぶかどうかが検討され、満足度が高ければ拡散され口コミも広がる…という流れを辿る近年。飲食店の場合、味や接客だけでなく拡散したくなるような内装であるかどうかが後の集客に大きな影響を与えます。
おいしく楽しい食事ができるのはもちろんのこと、内装までおしゃれな飲食店なら自然と足を運びたくなるもの。カフェやレストランなら、顧客がリラックスして飲食できるような内装、大衆居酒屋なら賑やかでワクワクするような内装、といったように業態ごとに最適な内装は異なります。自社が展開しようとしているサービス業態に合わせたデザインを、しっかりと形にできる施工業者に依頼することが飲食店成功への近道です。
おしゃれな飲食店の内装事例5選
数多くのおしゃれな飲食店を形にしてきた弊社の内装事例を、順番にご紹介します。
AMERICAN HOUSE STEAK&TACOS（ステーキ専門店）
クライアント 株式会社アメリカンハウス様
オープン2019年11月
設計 ケーアールデザインプラス
『AMERICAN HOUSE STEAK&TACOS』は、南町田グランベリーパーク内のレストラン&カフェに新設されたステーキ専門店です。幅広い年齢層のお客様に支持していただけるよう、 テーブルの配置を多用途なシーンに対応できるように意識されています。朝から夜まで、時間帯によって変わる空間イメージも満喫できるように照明自動調光システムも採用しています。
大型施設では他店舗のB工事やC工事と同時期に工事を実施するため、この店舗でのC工事は搬出入や作業員の導入・教育指導など施設の施工指針に準ずる施工計画が重要でした。
日々の変動に対して柔軟な対応能力が求められるため、経験豊富な施工管理者を専任して配属し、納得のいく店舗が出来上がりました。
▶︎AMERICAN HOUSE STEAK&TACOSの実例はこちら
俺のフレンチ TOKYO（フレンチレストラン）
クライアント 俺の株式会社様
オープン2015年11月
こちらは俺のシリーズ最大規模となる旗艦店舗です。アーティストによる本格的な生演奏を存分に満喫してもらいたい、というクライアント様の要望から、高レベルの防音構造を施しています。
生演奏を存分に披露する舞台を施すため、近隣テナントへの騒音対策として天井・壁・床すべてに防音対策を実施。入口ドアは2重構造に、舞台は浮き床構造、壁と天井は音楽スタジオ並みの防音構造を設置して通常の２倍以上の工期をかけて施工しています。防音は、高音域よりも低音域を抑えることが難しく、ドラムなどの低音は、施設条件によって施工方法を検討する必要があります。また、給排気設備にも防音機能を検討することが重要です。
LA SALSA（南カルフォルニアレストラン）
クライアント 株式会社アメリカンハウス様
オープン2019年9月
設計 ケーアールデザインプラス
ワールドポーターズから退店、みなとみらいマークイズにて規模を大きくして復活したLA SALSAは、メキシカン・タコスのビュッフェスタイルレストランです。南カリフォルニアの爽やかな雰囲気を演出するため、居抜き物件をリメイクしました。
居抜物件を施工する場合、元の店舗状況を十分に調査する事が重要です。特に諸設備（給排水衛生、換気、空調、ガス、電気（電灯と動力）、防災、弱電）や厨房器具を流用する場合は、汚水管内の目詰まりやエアコンの冷媒ガス不足、厨房器具動作不良といったトラブルを避けるため、必ず事前に動作確認（試運転）を少なくとも1時間以上行うべきです。これらをしっかりと実施する事で安心して厨房や諸設備を再利用し、開放感のある空間として蘇らせることができました。
鰻 ときとう （和食）
クライアント 俺の株式会社様
オープン2014年7月
俺のシリーズ初の、うなぎ専門店です。高級和食店らしい装飾として、カウンター席の天板に天然無垢板を採用しました。
貴重な一枚板の銘木は、新木場の木材問屋へクライアント様をお連れして選ぶようにお勧めしました。20年間かけて自然乾燥させた長さ5ｍ、厚さ100㎜の１枚板を納得のいく価格で購入し、クライアント様にも満足して頂けました。
あしびなー ホワイティうめだ店
クライアント 株式会社リトル沖縄オーバーシーズ様
オープン2019年12月 設計 沼田行正デザインオフィス
『あしびなー』とは沖縄の方言で遊び場のこと。沖縄をイメージさせる屋根造作の琉球赤瓦を、左官造形にて表現しました。琉球赤瓦は17世紀後半からつくられ、今日まで使われている沖縄の伝統的な屋根瓦です。沖縄南部一帯で取れる、地域特有の『クチャ』という泥岩を原材料とし、首里城などにも使われています。
壁面には、沖縄の家屋の自然な経年を感じさせるようにエイジング処理を施したことで、梅田の中心地下街にあるとは思えないほど、雰囲気のある空間ができあがりました。
おしゃれな飲食店の内装はお任せください
おしゃれな内装の飲食店をつくるには、設計会社様が描いたデザインをいかにそのまま形にできるかが重要です。
私たち施工会社は、常に設計会社様が何を考えているかを意識して何度も何度も確認するだけでなく、＋αの提案をすることで、設計会社様やクライアント様が想像する以上のものを提供するよう努めています。
株式会社 秀建は、内装工事全般だけでなく、外構から躯体までの建築工事や電気・空調換気・給排水・温浴などの設備工事も熟練プロが対応しています。飲食店も自社で一貫した施工が可能となっているため、「建築」と「内装」などの二分された連絡・調整・依頼ロス等がありません。
施工のプロフェッショナルだからこそ、オーナー様やテナント様のニーズに合わせた工事を進めていくことができます。飲食店の内装計画における不安や疑問などはお気軽にお問い合わせください。
